決算書をチェック!
こんにちは!
カーズです。
2020年10月30日に株式会社Aimingの第3四半期決算が発表されました。
本日は決算内容について見ていきたいと思います。
2020年12月期 第3四半期決算について
決算内容は前回決算で出した3Q予想を少し上振れして着地した内容となっています。
見ていきたいポイントは5つ
1.売上・利益予想を達成!
2.ドラゴンクエストタクトの配分は?
3.赤字からの黒字化!
4.第4四半期の予想は?
5.今後の事業展開は?
それでは順番に見ていきましょう。
1.売上・利益予想を達成!
まず最初に注目なのは、事前の予想と比較してどうだったのか・・・。
【第2四半期決算でAimingが出した第3四半期の業績予想】
・売上高53億5200万円(前四半期比4.0倍)
・営業利益11億8200万円(前四半期3500万円の赤字)
・経常利益11億8200万円(同4000万円の赤字)
・四半期純利益10億4400万円(同4200万円の赤字)
【第3四半期結果】
・売上高57億5900万円(+4億700万円)
・営業利益14億3800万円(+2億5600万円)
・経常利益14億3000万円(+2億4800万円)
・四半期純利益12億5800万円(+2億1400万円)
当初の業績予想と比較して利益+約2億で着地しました!
2.ドラゴンクエストタクトの配分は?
以前書いた記事でも触れてますが、私の知りたかったのはスクエニとの売上配分問題。
この時の予想でいくと
③売上は50%で分配、PF代も折半
多分これが近いのでしょうね。
誤差はあると思いますが、これが分かっただけでも大きな収穫。
この先のAimingの売上安定化が見えてきましたね。
3.赤字からの黒字化!
Aimingは長い間赤字での経営を行ってきました。
しかし今回、ドラゴンクエストの力を借りた形にはなりますが無事に念願の黒字転換を果たしました!
ただ、黒字転換自体は市場に織り込まれていると思うので、そこまでのインパクトがあったわけではないと思います。
一番私が気になっているのが、今回の黒字転換によって疑義注記が外れるかどうか・・・という点。
Aimingはこれまで材料が出ても、機関投資家の執拗な空売りによって個人投資家がすぐに株を手放して需給が悪化するという悪循環を繰り返してきています。
疑義が外れるのであれば
・大口の投資家が買いに回りやすくなる
・機関投資家が空売りを仕掛け辛くなる
というメリットがあり、株価が上昇しやすくなるのではないかと考えています。
個人的には期待しておきたいです♪
4.第4四半期の予想は?
第4四半期の予想は第3四半期と比較すると、大きく減益となっています。
これは第3四半期がドラゴンクエストタクトのスタートダッシュ課金に大きく支えられていた事に起因します。
日々のセールスランキングをチェックしている方ならこの数字には特に違和感は無かったかと思いますが・・・。
2020年の10月30日の夜間取引(PTS)においては、この決算を受けて一時560円の値がついた瞬間がありました。
今回の3Q結果に大きな期待、次の4Qへの期待が更に大きかった株主さんがいらっしゃったのかもしれませんね・・・。
私としては、この予想はまあ妥当なものじゃないだろうかと考えていますが・・・一つだけ気になる点が。
利益が異様に少なく見えます。
4Q予想の利益を見ると3Qの売上と利益の比率を考えたときに少なすぎる数値だということが分かります。
これに関して何か設備投資でもするのかな?と考えていましたが、答えはすぐに出されました。
決算説明会の動画によると、今回のドラゴンクエストタクト成功を受けて、これまで苦楽を共にしてきた社員さんに決算賞与を出すという社長の発言がありました!
それが約3億円あるそうなので、
実質的な利益は
約6億円
ほどだと考えられます。
これは3Qの結果から予想されるスクエニとのドラクエタクト配分を考慮し、4Qにおける他アプリの売上減衰を考えた際に妥当な数字であると思われます。
勿論上振れする可能性もあるので、今後のセールスに注目していきたいですね。
5.今後の事業展開は?
今後の事業展開ですが、
【共同案件】Project:R
【受託案件】無職転生
はっきりと分かっているものではこの2つですね。
今回の説明会では無職転生のゲームアプリに関してだけ社長からコメントがありました。
また、グロースキャピタルとの業務提携を行い、マーケティングや戦略投資の支援を行う事も発表されています。
株価の面でも以前より期待が持てるのではないかと思います。
【ドラゴンクエストタクトの今後】
今後の柱になるであろうドラゴンクエストタクトに関しては11月1日にYoutubeで動画が公開されました!
内容は
・「ドラゴンクエストⅣ」ナンバリングイベント
・新コンテンツ「デスマウンテン」
・新系統キャラクター「英雄」の実装
詳しくは動画を見て頂いた方がいいと思いますが、どれも今後の売上に大きく寄与していく物になると思います。
11月末からは新コンテンツの「闘技場」も実装される予定なので、ゲームアプリとしての完成度がより洗練されていく見込みです。
個人的に第4四半期の売上・利益は予想を軽く超えてくるのではないかと思っています。
Aimingは引き続き保有していきますので、今後も動きを見ていきたいと思います。
Aiming今回の決算内容は私個人としては、良い内容だったのではないかと思います。
今後の事業展開に期待して保有継続していきたいと思います。
本日も最後までお読みいただき有難うございました!
それでは、待て次回!ノシ