株式投資

株式投資【失敗編】 vol.3 【コロナ・ショック ~回避不可!?の全体攻撃~】





前回マスク相場で大損失をして・・・

こんにちは!

カーズです。

今回は株式投資【失敗編】 vol.2の続きとなっております。

株式投資【失敗編】 vol.2 【信用取引の成功と失敗 ~マスク相場の恐怖~】株式投資の信用取引についてと、マスク相場関連のお話。...

前回、信用取引で失敗してマスク相場で大損してしまった私。

反省を活かして地道に投資していこうと考えます。

1.投資方針の変更

前回の失敗を活かし、一から勉強しようと考えます。

何冊か株式投資の本を買って勉強することにしました。

基本的に知識・チャートの読み方・成長株投資の手法など時間を見つけては読みふけります。

その結果、私は投資方針を変えてみることにしました。

これまでは信用取引を使って短期トレードで大きく稼ぐ短期投資やデイトレードが主体でしたが、結果大切な資金を大きく減らしてしまいました。

そこで次はリスクの低い現物取引を主体に中長期の成長銘柄に投資するスタイルで行こうと考えます。

そして、いくつか銘柄を選んで残りの資金を投入しました。

カーズ

いやいや!

最初からちゃんと勉強して投資始めろよ!!

2.全体相場の大暴落

この投資スタイル変更で、選んだ銘柄は上下しながら確実に成果を出していってくれました。

しかし、そんな安息の日々は長続きしませんでした・・・

これが正しい株式投資なのかな・・・と思いながら株価を眺めていたある日。

何だか地合いの悪い日が続きます。

忘れもしない、2020年2月終わりごろの出来事でした。

地合いとは

株式の市場用語で、相場の状況をさす。
「地合いが良い」、あるいは「地合いが悪い」などと用いられる。

初心者の私でも1週間以上地合いが悪い日が続き、「いくら何でもおかしいぞ?」と考え始めます。

ここで初めて、日経平均株価やマザーズ指数、米国のダウ平均株価などの株価指標に注目するのでした。

日経平均株価

東京証券取引所の一部に上場している株式の中から、各業界の代表的な225銘柄を選び出して、特別な計算方法で株価を平均した数値。

マザーズ指数

新興銘柄が中心で構成されるマザーズに上場する内国普通株式全銘柄を対象とする株価指数。

ダウ平均株価

アメリカ版の日経平均と覚えておけばいい。

ただし、実質的に世界経済へ影響を与えるほどの影響力がある。

各指数の大暴落。

新型コロナウィルスの影響で実体経済に与えるダメージ懸念からか、アメリカ株・日本株ともに大きく売られる事になったのです。

当時の毎朝のニュースでは日経平均やダウが過去最大級の下落をしていると話題になっていました。

1月時点で24,000円台の日経平均が3月19日の段階で16,000円台まで下落

私も結局成長期待で買った株が大きく含み損を抱えてしまい、損切することになりました。

カーズ

過去にはリーマン・ショックやチャイナ・ショックなど経済に大きな傷跡を残す大暴落が多々あったようです。

損失は出してしまいましたが、とても勉強になりました。

3.暴落相場の中で

どんどん暴落していく日本株、しかし私は何もせず見ていた訳ではありませんでした。

本当は信用取引で空売りをすれば普通に儲かったのですが、信用取引で失敗したばかりの当時の私からすると、信用取引を使用するのは抵抗がありました。

そこでベア型ETFを購入して暴落相場の中でも利益を出そうとしたのです。

ベア型ETFとは

日経平均がなどの指標が下落している時に値上がりするETF(上場投資信託)です。

わかりやすく言うと全体相場が落ち込むほど株価が上がる銘柄です。

また、ベア型の逆でブル型ETFも存在しています。

こちらは全体相場上昇時に値上がりします。

ベア型ETFでコロナ・ショックの下落相場を乗り切ろうとした私。途中まで上手くいってたのですが、引き際を見誤ります。

日経平均が16,000円を割ろうとしたその時、大幅な反発が発生します。

あまりにも急激な反発に私の持っていたベア型ETFは1日で大きな含み損を抱えてしまい、泣く泣く損切をするしかありませんでした。

結果的に投資資金として用意した200万円のほぼ全てを失ってしまう結果に終わりました。

カーズ

目の付け所は悪くなかったけど

経験の浅さがモロに出ちゃいましたね。

この時期は前回の反省を活かして色々考えて行動できました。

・現物取引のみで取引していたので暴落相場でも被害を抑える事ができた。

・暴落相場の中でも利益を出せる銘柄を選んで臨機応変に対応できた。

結果は良くなかったですが、貴重な経験だったと思います。

悪い点は経験の浅さから来る点が目立ちますが

・大暴落初動で情報収集がでていなかったため、少し逃げ遅れた。

・大暴落の底を見極められず、ベア型ETFで逆に損失を出してしまった。

今回は結果論ですが、大暴落の始まりと終わりを見極められなかった・・・ここに尽きると思います。

そして一番は

・大暴落した割安銘柄を底で買えなかった。

ここが一番だと思います。ベア型ETFや空売りもいいですが、コロナショックで暴落した銘柄の大半は日経平均と共に一気に株価が復活しました。

底付近で買い集めができていれば大きな利益を残せたことは間違いないと思います。

相場全体の大暴落
始まりと終わりを見極めよ

見極めは難しいが、早々に逃げて底が来るのを待つのが、一番安全な対処。

暴落中の相場で変に利益を出す事を考えるより、底付近で割安になった株を買う事ができれば将来的に大きな利益を生む結果になる。

カーズ

投資の基本はやはり買いだと思います。

私はここでやっと基本に立ち返る事ができたと思います。

さて、全体相場の大暴落で往復ビンタを喰らってしまいました。

当初用意した200万円をほとんど失ってしまった私ですが、基本に立ち返って預金100万円を追加して投資を続けることにしたのでした。

基本に立ち返って投資を再開した私ですが、ここで大きく利益を得るチャンスが巡ってきます。

この【失敗編】次回vol.4が最終回を予定しています。

最後の失敗談は「利確するタイミング」についてお話したいと思います。

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